マインドフルネス特別講演会を終えました!

1月26日(土)に大崎市千手寺で開催されたマインドフルネス特別講演会には、14名の皆さんにご参加いただきました。

多くの皆様にご参加いただき、盛会のうちに終えることができました。
誠にありがとうございました。

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講師の大田健次郎先生から、「自己洞察瞑想療法(SIMT)の基本的な哲学と実践」について、うつ病の症状と発症、増悪、維持のメカニズム(心理、神経生理)、なぜSIMTで改善するのか、改善のための方法、改善例のデータとともに、「仏教、マインドフルネスの問題点」についてご講演いただきました。

ご講演でのお話をまとめてみますと・・・

・日本のマインドフルネス心理療法であるSIMTは、欧米のマインドフルネス心理療法とは異なる理論、実践方法、適応範囲を持つ。
・理論は、禅、西田哲学、脳神経学、うつ病の医学を総合して開発されている。
・実践方法は、欧米のマインドフルネスのような一人でいる時に行う無評価の観察だけではなく、対人関係の場での自己洞察、特に「本音」の観察を重視する。
・なぜなら、現実場面の社会では、仕事や対人場面で起きる評価・判断はさけられないため、無評価の観察だけでは、社会で生きていくことが難しい。
・また、自己中心的な本音(エゴイズム)、自分勝手な行動基準は、それが満たされないと不快な感情を生み出すとともに、自他を苦しめる衝動的な行動に結びつくため、本音に気づいて抑制することが大切である。
・初期仏教は、六道輪廻からの解脱を目指す手法であり、家庭や職場で生きていく方法とは異なる。
・これは、大乗仏教からの批判であるが、日本仏教は一般市民から隔絶しており、市民の悩みや病を解消する支援が弱い。
・これからの課題として、宗門を離れたところで、現代的、社会的なマインドフルネスによる支援が必要となる。

※大田先生のブログにもご講演内容のまとめがあります。
http://blog.canpan.info/jitou/archive/4083

SIMTみやぎでは、定期的にマインドフルネスSIMTの体験会や実践会を開催しておりますので、ご興味がございましたら、ぜひご参加ください。

なお、今回の講演では、終了後にアンケートのご回答を皆様にお願い致しました。
ご回答いただきました皆様、誠にありがとうございました。

集計結果は近々、公開いたします。

また今回のような講演会やセミナーを企画できればと考えております。
今後ともどうぞよろしくお願い致します。

1/26(土)は特別講演会です!

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特別講演会のお知らせです。

1月26日(土)に、大崎市千手寺で、マインドフルネス精神療法協会理事長の大田健次郎先生に、ご講演いただきます。

大田先生は、日本のマインドフルネス心理療法である自己洞察瞑想療法(SIMT)を開発された先生です。

1993年より長年、マインドフルネスによるうつ病や不安症など心の病を抱える方の支援や、地域住民の健康増進、支援者育成の活動につとめられています。

日本のマインドフルネスのパイオニアから、直接、マインドフルネスのレクチャーを受けられるまたと無い機会です。

まだ、残席がございますので、ご関心のある方はぜひご参加ください。

・テーマ:「マインドフルネスSIMT 心の健康づくり入門
     うつ、不安、ストレスが消える心の鍛え方」

・日時:2019年1月26日(土)13:30~15:45

・会場:千手寺 会館
   宮城県大崎市古川千手寺町1-10-45
 ※授乳室あります!小さなお子様連れのご参加も歓迎します!

・定員:25名
 (事前予約制。締め切り、1月23日。)

・参加費:無料

・講師:大田 健次郎 先生
    一般社団法人 日本マインドフルネス精神療法協会 理事長

講演会の詳細は、以下をご覧ください。
https://simtmiyagi.wordpress.com/oshirase/

SIMTの詳細については、コチラをご覧ください!

皆様のご参加をお待ちしております。

お申込み・お問い合わせは,コチラから!

【連絡先】
E-mail: mindfulness.simtmiyagi*gmail.com(「*」を「@」に変換してください)

1月の実践会を終えました!

1月12日に第3回目のSIMT(自己洞察瞑想療法)の実践会を終えました。
3名の方にご参加いただきました。

今回は,前回のおさらいから始めて,SIMTプログラムの第4回「人生の価値・願い」、第5回「日常生活を薬に」の内容について,そのエッセンスを要約して説明,実践しました。

ポイントは、次の5つでした。

1.人生の価値・願いを確認する
2.作用と対象の関係を理解する
3.反応パターン(連鎖)を分析する
4.日常を薬にする10か条
5.いつも自己洞察を入れる

ここでは,3回目のセッションの要旨を,ポイントにある価値・願い,連鎖分析,自己洞察,に沿ってまとめてみます。

日常生活で生じる問題や病気の苦しみを解決するには,本人のマインドフルネスの実践や現実の対処行動が不可欠になります。

私たちは何か辛いことや困難なことがあると,そこから目を背けたり,それを克服する過程で生じる苦労を考えて,なかなか解決の行動を起こせないことがあります。

しかしながら,改善のための行動を起こさなければ,問題は解決されません。

心の病や問題を改善するためには,改善の行動を起こす意欲や動機が大切になります。そして,行動への意欲や動機を高めるには,自分はどうなりたいのか,夢や希望を常に持ち続けることが助けとなります。

人は,「今,ここ」の一瞬一瞬に,何を考え,どのような行動をするかを常に選択しています。今,この一瞬が,価値実現に進むのか,価値崩壊に進むのかの分岐点として,目の前に表れます。

辛い感情や衝動に振り回されて,解決に向けた行動に取り組めない時,たとえ辛い時,意欲がない時であっても,自分の願いを思い起こすことで,衝動的な欲求が抑制され,改善行動への意欲につながるはずです。

例えば,病気があっても「こういう自分でありたい」「こういう人生を送りたい」といった願いや希望があります。

SIMTで言われる価値とは,今この瞬間からそれに向かう行動が開始されるような現実的な願いをいいます。そして,それは自分のスキルを考慮した実現可能な願いです。

皆さんは,以下の7つの領域において,どのようなことを重視していますか?そして,どのようなことを大切にしていますか?

1.仕事
2.家庭・子育て
3.結婚・恋愛
4.対人関係
5.教育
6.趣味・社会活動
7.精神面の成長

人生の価値は所属する組織や他者から与えられるものではありません。
個人個人が自分独自のものを発見しなければなりません。

人生の価値に合致した行動をとっていくことは,決して簡単なことではないです。

何のために誰のために実践が必要なのか,どうなりたいのかを明らかにして,自他を傷つける価値崩壊の行動を取らずに,建設的な行動を選択できるように自分を励まして,SIMTの実践を続けていきましょう。

実践をする中で,例えば,呼吸法をしていたら,やめたくなった時に,どのような行動をとることが出来るでしょうか?

感情に先立つ出来事(刺激)として何があったか,その出来事に対してどのように考えて(思考),現在の感情があるのか,分析をしてみましょう(「先行刺激の分析」)。

そこには,「疲れた」「やる気が出ない」などの先行する刺激として,不快な身体反応やネガティブな思考,甘えのような心の本音が働いているかもしれません。

先行刺激の分析が終わったら,今度は「後続行動の結果予測」をしてみましょう。

感情的になった時,欲求が起こった時,どのように行動(反応)したいと感じているでしょうか?衝動的な欲求に任せて行動すると,どのような結果が起こるでしょうか?

先の例の続きで,呼吸法をやめるとどうなるか,分析してみます。

「やめたい」という欲求に対しては,実際に呼吸法をやめるという行動をしたいと感じているでしょう。そして,やめる事の結果予測として,「今のやめたいという欲求は解消されるが,問題の改善が遅れる」ということが分析できるかもしれません。

では,今ここで,価値崩壊を起こさない,価値実現のための対策や行動として何ができるでしょうか?

価値として「心の安定を得たい」「病気を克服したい」という願いがあるならば,今ここで大切なことは,呼吸法の作用(心理学的、神経生理学的な効果)を考えて,自身の価値実現のために呼吸法を続けることが大切な行動となるでしょう。

自分の心で起きていることを洞察し,普段は無意識的に背後で起きている価値崩壊の反応パターンに気づくことが出来れば,連鎖をストップすることが可能となります。

これは,欧米のマインドフルネス心理療法でも取り組まれる心の使い方ですが,SIMTはこれで終わりません。

瞬時に,価値実現か価値崩壊かの判断・評価を行います(SIMTは,無評価・無判断のマインドフルネスではありません)。価値・願いを確認して,今ここで価値・願いの実現に求められる適応的な行動を自らの意志によって選択していきます。

このような意志作用を働かせることは難しい事ですので,常日頃から練習が必要です。

マインドフルネスSIMTは心の筋トレで,繰り返し鍛錬を積むことで,徐々にこのような心の使い方が身につき,瞬時に適応的な対応を取ることが可能となります。

呼吸法の時,日常生活の行動中に,何度も自己洞察を入れる,すなわち,現在進行形で自分の心の内を観察し,自覚することを行います。

意識が辛い対象から自己の洞察に向かうので,その瞬間は辛くなるようなことをしませんし,価値崩壊の反応パターンを取ることが少なくなります。

感情や欲求,思考,感覚は無視したり,嫌ったりするのではなく,心の働きを謙虚に受け止め,自他が苦しまないよう建設的な行動を取ることが大切です。

いつも自己洞察を入れることによって,意志作用を働かせて,素早い判断と意図的な対応が自然に出来るようになってきます。

実践は,はじめは難しいものですが,価値・願いを確認して,日々の実践をお続けください。

次回の実践会は,2019年2月9日(土)です。

ご興味ご関心のある方はご連絡をお待ちしております。

どうぞよろしくお願い致します。

1月12日(土)はマインドフルネスSIMT実践会です!

今週末の1月12日(土)13:00~15:00に、千手寺でマインドフルネスSIMT実践会の3回目を行います。

SIMT(自己洞察瞑想療法)とは、禅や西田哲学、うつ病の脳神経生理学を背景に日本で開発されたマインドフルネス心理療法の一種です。

不安、抑うつ症状、辛い状況など不快事象がたとえ存在しても、自分の心を観察し、すべてを受け入れて、自分の願い(人生の価値)を実現するための行動を選択できる「意志作用」を習得するトレーニングが行われます。

実践会では、全5回のセッションを通して、SIMTの正式プログラム(全10回)のエッセンスを学び、実践していきます。

3回目の実践会では、前回のおさらい、人生の価値・願い、作用と対象の関係、自己洞察を入れる(要約法)について学び、実践します。

SIMT(自己洞察瞑想療法)を体験してみたい方、一人でマインドフルネスの実践を続ける自信が無い方、心身のケアにマインドフルネスを活用したい方、体系的にマインドフルネス心理療法を学びたい方などのご参加をお待ちしております。

お問い合わせ・お申し込みは、コチラから!

【開催日】
第1回 2018年11月3日(土)13:00-15:00 終了しました
第2回 2018年12月1日(土)13:00-15:00 終了しました
第3回 2019年1月12日(土)13:00-15:00
第4回 2019年2月9日(土)13:00-15:00
第5回 2019年3月9日(土)13:00-15:00

【会場】千手寺 会館 1 階座敷(宮城県大崎市古川千手寺町1-10-45)
お車でお越しの際は、千手寺さんの近くに専用駐車場がございます。

【参加費】無料

【定員】先着15名

【講師】
・村椿 智彦(むらつばき ともひこ)
マインドフルネス瞑想療法士(日本マインドフルネス精神療法協会認定)
東北大学大学院医学系研究科博士課程 修了
博士(医学)、修士(臨床心理学)

【連絡先】参加をご希望の方は前日までにご連絡ください。ご質問もどうぞ☆
E-mail: mindfulness.simtmiyagi*gmail.com(「*」を「@」に変換してください)

あけましておめでとうございます!

皆様、あけましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願い致します。

今年初めのイベントとして1月26日(土)に、マインドフルネス特別講演会を開催します。
まだご参加を受け付けておりますので、ご関心の方はぜひお問い合わせください。

・テーマ:「マインドフルネスSIMT 心の健康づくり入門
―うつ、不安、ストレスが消える心の鍛え方」
・日時:2019年1月26日(土)13:30~15:45
・会場:千手寺 会館 宮城県大崎市古川千手寺町1-10-45
・講師:大田 健次郎 先生
一般社団法人 日本マインドフルネス精神療法協会 理事長

(詳細は、「お知らせ」のページをご覧ください。)

新しい年を迎えるにあたり、より一層、皆様から信頼され、お役に立てるような活動を目指し、努力をして参りますので、昨年同様のご愛顧を賜わりますようお願い申し上げます。

最後になりましたが、皆様のご健勝と益々のご発展をこころよりお祈り致します。

年末のご挨拶

早いもので、2018年ももうすぐ終わります。

今年は、5月からこれまで講師を務めていた代表が産休&育休に入り、講師が変わりました。そのため、これまでとは、少し趣が異なった体験会や実践会の運営になりました。

不慣れなところもございましたが、毎月、多くの方に体験会や実践会にご参加いただきました。誠にありがとうございました。

大崎市千手寺での体験会&実践会は、来年も継続して開催していきます。

(体験会・実践会についての詳細は、「マインドフルネス体験会」「マインドフルネス実践会」のページをご確認ください。)

<体験会の予定>
1月は休みです。
2月23日(土)10~12時
3月23日(土)10~12時
4月27日(土)10~12時
5月25日(土)10~12時

<実践会の予定>
第3回 1月12日(土)13~15時
第4回 2月9日(土)13~15時
第5回 3月9日(土)13~15時

※4月から第2期を開催予定です。
(セッション数を設定せずに、継続した実践の場にするか検討中です)

来年は、1月26日に日本的マインドフルネス心理療法であるSIMT(自己洞察瞑想療法)を開発された日本マインドフルネス精神療法協会理事長の大田健次郎先生にご講演いただきます。

・テーマ:「マインドフルネスSIMT 心の健康づくり入門
―うつ、不安、ストレスが消える心の鍛え方」
・日時:2019年1月26日(土)13:30~15:45
・会場:千手寺 会館 宮城県大崎市古川千手寺町1-10-45
・講師:大田 健次郎 先生
一般社団法人 日本マインドフルネス精神療法協会 理事長

(詳細は、「お知らせ」のページをご覧ください。)

日本のマインドフルネスのパイオニアから直接レクチャーを受けることができる、またとない機会ですので、ご興味ご関心のある方はぜひご参加ください。

また、来年から新たな展開として、仙台市内でマインドフルネス・SIMTを学ぶ会を開催します。
詳細につきましては、只今詰めているところですので、決定次第、HPでお知らせ致します。
これまで、遠方のため体験会や実践会のご参加を諦めておられた方は、ぜひご参加をご検討下さい。

SIMTみやぎは、2016年から、東北地方でマインドフルネス、そしてマインドフルネスに基づく心理療法の一種であるSIMT(自己洞察瞑想療法)について皆さんに少しでも知ってもらいたい、そしてマインドフルネスによる支援を求める方が遠方まで足を運ばなくとも支援が受けられるように、という思いから活動を始めました。

活動を開始してからまだ2年と日が浅いですが、体験会や実践会、個別支援を通して、少しずつではございますが、皆様のお役に立つことができ始めたのはないかと思っております。

今後もより多くの皆様方のお役に立てますよう精進して参ります。

寒さ厳しき折、皆様どうぞご自愛ください。
それでは、よいお年をお迎えください。

マインドフルネス特別講演会のお知らせ!

20190129特別講演ver3

・テーマ:「マインドフルネスSIMT 心の健康づくり入門
うつ、不安、ストレスが消える心の鍛え方」

・日時:2019年1月26日(土)13:30~15:45

・会場:千手寺 会館(宮城県大崎市古川千手寺町1-10-45)
※授乳室あります!小さなお子様連れのご参加も歓迎します!

・定員:25名

・参加費:無料

・講師:大田 健次郎 先生
一般社団法人 日本マインドフルネス精神療法協会 理事長

1993年より長年、マインドフルネスによるうつ病や不安症など心の病を抱える方の支援や地域住民の健康増進、そして支援者育成の活動につとめられ、日本のマインドフルネスの礎を築いてこられた大田健次郎先生をお迎えして、特別講演をいただきます。

今回ご講演いただくのは、大田先生が開発された日本独自のマインドフルネスであり、日本の哲学(西田哲学)、禅、脳神経生理学を応用した自己洞察瞑想療法(Self-Insight Meditation Therapy:SIMT)による心の健康づくりについてです。

SIMTの詳細については、コチラをご覧ください!

マインドフルネスに基づく心理療法は海外で作られたものが多いですが、それらとは一味違った、日本人が古来から探求してきた心の在り方、日本独自の深いマインドフルネスを体験してみませんか?

日本のマインドフルネスのパイオニアから、直接、マインドフルネスのレクチャーを受けられるまたと無い機会です。

会場に授乳室がありますので、小さなお子様がおられる方のご参加も歓迎します!

皆様のご参加をお待ちしております。

お申込み・お問い合わせは,コチラから!

【連絡先】
E-mail: mindfulness.simtmiyagi*gmail.com(「*」を「@」に変換してください)

12月の体験会を終えました!

12月の体験会は5名の方にご参加いただきました。
誠にありがとうございました。

今回のテーマは,「ビジネスにマインドフルネスを活かす」でした。

セッションでは,マインドフルネスの基本的な実践とともに,ストレス低減と業務パフォーマンス向上のメカニズムとそのエビデンス,そして職場のコミュニケーションにおける思いやり(慈しみ)の大切さについてお話しました。

ワークは,以下の内容を行いました。

・呼吸瞑想
・マインドフルリスニング
・職場の呼吸を感じるエクササイズ

ストレスフルな現代社会を生きるビジネスマンにとって、日々のストレスに上手く対応して、自分自身の健康を維持していくことはもちろんですが、ストレスに負けずに業務パフォーマンスをいかに維持・向上させていくかは,非常に重要なテーマです。

大切なことは,「マインドフル」という概念に基づいて,意識を「今,ここ」に連れ戻し,心身ともに落ち着かせることです。

マインドフルとは,「自覚している」「意識している」状態です。今ここの瞬間に気づきを向けて,自分の感情,思考,身体で起こっていることを観察して理解します。

マインドフルという心の態度を身につけることで,ストレスや悩み,苦しみを増幅する思考や欲求への囚われから離れることが可能になります。

また,目の前に仕事から意識が離れて,何かを考えていたり,思い出していることに,素早く気づくことができれば,大切な仕事に迷わずに取り組むことが可能になります。

自分が意識していないことは,管理することができません。自分自身を批判したり,思い込みのない中立的な立場で,今この瞬間の体験をきちんと意識しましょう。

そして,今ここ求められるストレス低減や業務に取り組むための最適な行動を選択してください。

マインドフルネスの継続した実践は,注意コントロール,感情コントロール,自己認識,思いやりや共感に関わる脳機能の働きを改善します。

これまでの自分の態度や癖を変えることを難しいですが,実践すればするほど,素早い判断と意図的な対応が自然に出来るようになってきます。

毎日,実践する意義を思い出して,マインドフルネス瞑想を継続されることをお勧めいたします。

さて、来年の体験会の開催予定日は,以下の通りです。

1月は休みです。
2月23日(土)10~12時
3月23日(土)10~12時
4月27日(土)10~12時
5月25日(土)10~12時

各回のテーマは,決まり次第,ホームページにてお知らせいたします。
ご興味ご関心のある方は,ぜひご参加ください。

また,来年から仙台市内で「マインドフルネスを学ぶ会」を開催予定です。
こちらもご興味ご関心のある方は,ぜひお問い合わせください。

12月15日(土)は、マインドフルネス体験会です!!

今回のテーマは、「ビジネスにマインドフルネスを活かす」です。

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マインドフルネスとは、「意図的に、今この瞬間に、価値判断することなく注意を向けること」(Kabat-Zinn, 1994)と定義され、仏教由来の瞑想法(禅など)を実践体系に含みます。

日本のマインドフルネス、SIMT(自己洞察瞑想療法)のトレーニングでは、禅や西田哲学,脳神経生理学を応用し、「今、ここ」の瞬間に自分の心の働き(思考、感情、感覚、欲求など)に気づきを向けて自覚し、あるがまま受け入れて、自分の願いを実行する力を養います。

今回の体験会では、マインドフルネスを仕事のストレス低減、業務パフォーマンス向上に活かす方法をご紹介します。

現在、IT技術やインフラの発達が目まぐるしく、ひと昔前には出来なかったことが出来るようになって大変便利になった反面、職場に限らず、家にいても、街中を歩いていても四六時中、どこにいても電話はつながり、毎日大量のメールが届きますので、なかなか気が休まる時間がない、という方は多いかもしれません。

仕事中や休んでいるときでも、外から情報が頻繁に入ってきますので、気が散って目の前のことに集中できなかったり、休日も休んだ気がしないことがよくあると思います。

現在人は過剰な情報に曝され、ストレスフルな状況の中で生活していますので、何をしても心が今ここにあらずで彷徨ったり、余計なところで脳内のエネルギーを使用するため、脳が疲弊していること多いと言われています。

この様な中で、私たち就労者は、ストレスフルな現在社会に上手く適応して、自分自身の健康を維持していくことはもちろんですが、ストレスに負けずに業務パフォーマンスをいかに維持し、向上させていくかは非常に重要なテーマとなります。

一般的にストレスへの対処は、健康的な食事や運動を行い、睡眠を十分に確保することや、余暇を充実させたり、カラオケなどの自分に合った気分転換をすることがあげられます。

今回の体験会では、これらの対処法とは違う、近年、脳科学的な研究が進み、心と身体の健康や人間関係、仕事が好転する脳のコンディションを整える方法として知られているマインドフルネスをご紹介します。

ご興味ご関心のある方は、皆様お誘いあわせの上、ご参加ください。

お申し込みは、コチラから

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<12月のマインドフルネス体験会>

【日程】2018年12月15日(土)10:00~12:00
【会場】千手寺 会館 1 階座敷(宮城県大崎市古川千手寺町1-10-45)
お車でお越しの際は、千手寺さんの近くに専用駐車場がございます。
【参加費】無料
【定員】先着15名
【講師】
・村椿 智彦(むらつばき ともひこ)
マインドフルネス瞑想療法士(日本マインドフルネス精神療法協会認定)
東北大学大学院医学系研究科博士課程 修了
博士(医学)、修士(臨床心理学)

【連絡先】参加をご希望の方は前日までにご連絡ください。ご質問もどうぞ☆
E-mail: mindfulness.simtmiyagi*gmail.com(「*」を「@」に変換してください)
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12月の実践会を終えました!

12月1日に第2回目のSIMT(自己洞察瞑想療法)の実践会を終えました。
5名の方にご参加いただきました。

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今回は,前回のおさらいから始めて,SIMTプログラムの第2回「いつでもできる呼吸法」、第3回「感情を知る」の内容について,そのエッセンスを要約して説明,実践しました。

今回のポイントは、次の5つでした。

1.「今,ここ,自分のこころ」
2.さまざま心理現象に名前を付ける
3.注意作用を自由に使う
4.行動活性化
5.感情の特徴を知る

私たちは,過去の失敗や辛い出来事を思い出して,気分が落ち込んだり,怒りの感情が沸いたり,その時の体験が目の前にあるかのように体験されて,苦しむことがあります。

また,これから起こる厄介な未来の出来事を考えて,不安になったり,緊張するなど,不快な体験をすることがあります。

私たちが生きている場所は,いつも「今,ここ」ですが,過去や未来に囚われて,心が今,ここから離れてしまうときがあります。

過去や未来に心が留まり,あれこれと辛く考えてしまうと,苦しみが増したり持続します。

過去や未来の実態は,今この瞬間に目の前にあるのではなく,「ここ」で起きている現象でもありません。「今,ここ」で心の中(頭の中)で作られた現象です。

意識されることは,すべて今の心の働きが作り出したものです。
自分がいる現実の世界は,「今,ここ」しかないです。

苦しみを解消するには,心の働きによって作り出された過去や未来の内容,苦しみを増したり維持するような思考を受け流して,今ここの瞬間に苦しみを生まない行動を取ることが大切です。

自分を苦しめないためには,心の働きを理解し,自覚することが大切です。

マインドフルネスSIMTでは,呼吸法や日常の行動時に,心理現象を観察し,心の働きを理解し,自覚する練習をします。

今回の実践会では,心理現象を観察して名前をつける練習をしました。

次々に移り行く「今,ここ」の瞬間において,自分の心理現象をすべて現在進行形で観察します。

うつや精神的に辛い状態にあると,自分の心をありのまま知ることが出来なくなり,                   価値崩壊の反応パターンにつながりやすいですから,自己の心理現象をよく知り,「価値実現の反応パターン」を習得することが大切です。

呼吸法をしながら,何かを考えていることに気づいたら「思考」,何かを思い出していることに気づいたら「想起」と名前をつけます。

感情が沸き起こったら「イライラ」「悲しみ」,痛みなどの感覚に気づいたら「痛み」などと名前をつけます。

さまざまな現象が起きて,意識がそれらに向かっても「それがある」と自覚して,また呼吸法に戻ります。

心理現象に名前をつける作業は,俯瞰的に自分を見守る視点が必要です。事実を言葉で表現することで,今ここで起きている問題を解決のための方法を論理的に理解することにもつながります。

この様なトレーニングを重ねることで,心を「今,ここ」という場所に置くことができ,また苦しみや苦悩を生み出す心の作用から離れることが可能になります。

このほかに,実践会では,気分を落ち込ませたり,苦痛や苦悩を悪化させる否定的・嫌悪的な思考に入り込まない方略として,注意作用(分配,移動,持続)を自由に使いこなす練習も行いました。

呼吸とともに,見ること,聞くことを同時に観察する(分配)
見ること,聞くことに順番に注意を移動していく(移動)
分配と移動を長時間続ける(持続)

これらは,注意の分配,移動,持続スキルを向上させますので,自分を辛くする否定的・嫌悪的な考えへの囚われから離れる力や,重要ではない刺激や環境,感情に振り回されずに仕事など目の前の大切なことに取り組む力を育むことになります。

最後に,感情の特徴について触れて,今回の報告を終えようと思います。

苦悩や心の病には,不快な感情が関わります。

SIMTでは,苦悩や病気の症状が持続し,価値(こうありたいという願いや目標)を阻害する衝動的な行動へとつながる過程を「価値崩壊の反応パターン」と呼んでいます。

例)簡略化すると以下のようになります。
きっかけ:病気の症状など辛いことが起きる
→思考:辛いことを考える(つらい,もう嫌だ)
→感情:不快な感情が起きる(憂うつ,不安,怒りなど)
→価値崩壊の行動:衝動的な欲求や行動(家族に八つ当たりする,引きこもるなど)

感情は単独で起こるのではなく,その前にはきっかけ,思考があって,感情が起こります。そして,感情はその後の行動に影響します。

感情は現在の状況を教えてくれるセンサーのようなもので,何か不快な感情が意識されたときは,心や体で何かが起きています。

感情が起きるパターンを良く理解することが,苦悩や心の病気の改善・予防,そして適切な対処を取るうえで大切になります。理解が不十分な状態では,対処を誤って,苦悩をかえって大きくすることや長引かせることにつながります。

なぜ私は今,辛くなっているのか,不快な感情が起こった時に,どのようなきかっけで,思考をはじめ,感情を起こし,辛いと感じるか,そして感情的になった時,どのように反応しているのか,確認します。

この時,感情が起こるのは自然な心の働きですので,無視したり,嫌ったりするのではなく,謙虚に受け止めましょう。

そして,辛いことがあっても,様々な心の作用を観察し,自分の願いを崩さず他者を傷つけることなく,建設的な行動を決意して実行する意志作用を働かせます。

すなわち,たとえ辛いこと(感覚,感情,状況,症状など)があっても,それに過剰にとらわれることなく,自分の心の作用をよく観察し,知り(洞察し),受け入れて,自分の願い(人生の価値)を実現するための行動を選択する練習をしていきます。

例)きっかけ:辛いことが起きる(病気の症状など)
→観察:自分の心の作用をよく観察して,何が起きているのか気づく
→受容:症状や辛いことはやむを得ないこととして受け入れる
→価値実現の行動:自分の願いに沿って行動する(症状があっても呼吸法や運動に挑戦する)。

先の「心理現象に名前をつける」「注意作用を自由に使う」とともに,これらの実践は決して簡単ではありません。

実践は,はじめは難しいものですが,新しい心の使い方を覚えますので、当然のことです。
実践すればするほど,素早い判断と意図的な対応が自然に出来るようになってきます。

皆さん,SIMTの効果を得るためには日々の積み重ねが大切です。
日々の実践をお続けください。

次回の実践会は,2019年1月12日(土)です。

ご興味ご関心のある方はご連絡をお待ちしております。

どうぞよろしくお願い致します。